長年使用してきたデスクチェアーの表面の合皮が敗れて醜い状態になっていたので思い切って剥がしてみました。
縫い目の部分が破れているのと、座面も亀裂が入り中のスポンジが見えてみっともない状態になってしまいました。
加えて本来は表面が白色のカバーなんですが色あせて黄ばんでしまっています。
というわけで全部剥がしてみました。
開けてみると中は合板で出来ています。
まずは表面の合皮をカッターで切りつけ剥がしていきます。
合皮と木材の間にスポンジが入っているので全部剥がします。
スポンジが所々ついて汚い状態ですがこれは後ほどヤスリで削って落としていきます。
座面の合板部分とキャスター部分を分解した状態
座面の部分は表面が荒削りでササクレもたくさんありこのまま使うことはできません。表面を平坦にする必要があるようです。角を拡大している結構ボロボロです。
ところどころ節の部分が穴が空いてたり、合板に割れ目が入っていたりしています。
ということでパテで穴や割れ目を埋め合わせることにしました。
100円ショップで木パテを購入
エポキシタイプで練って使用するタイプのパテです。
早く固まり、痩せも少ない便利なパテです。
では埋めていくことに
少し盛り上がる感じでパテを盛っていきます。
背面の割れ目も盛っていきます。
硬化したら、ヤスリで盛り上がった部分を平坦にします。
80番の荒いヤスリを使いました。当て木にヤスリ巻いて使用すると便利です。
ヤスリがけが終わったら塗装に入ります。
キャスターをつけたほうが塗装しやすいので一旦ここでキャスター部分をかりどめします。それからキャスター部分には塗装がつかないようマスキングを行います。
家に余っていた白色のアクリルラッカーを使用
何度か重ね塗りをし、最後にこれも家にあまっていた透明のラッカーがあったので何度か吹き付け、完成になります。
もう少し白色を重ねぬりしたかったのですが、とりあえず完成にしたいと思います。ムラがあるのですが、手作り感があって味があっていいかなと思い、ここで妥協しました。
いつか気が向いたら手直しをしたいと思います。
背面もムラがあります。
見た目ボロボロだったので新しい椅子を探していたのですがナカナカ手頃の椅子が見つからず困っていたました。粗大ごみに捨てるのも面倒で、キャスター部分は全然使用できるため迷っていましたが、修理でまだまだ使えそうです。
修理代は家に余っていたラッカースプレーを使用したので、パテの200円のみでできました。