木材に穴を開けたい場合、ドリルを使用しますが、ある程度の大きさの穴を開けるとなると、ドリルでは限界があります。
大きな穴を開ける場合はホールソーやサークルカッターを使用します。
配管工事や電気工事でよく使用されている工具です。
ジグソーや糸鋸でも円を切ることができますが、正確に円を切り出すことはなかなか難しいので専用の工具を使うと便利です。
ホールソーやサークルカッターと呼ばれている工具を使用すると手早く円を切り出すことが出来ます。
ホールソー
ホールソーは円盤の先にノコギリの用に歯が並んでおり、電動ドリルに取り付けて使用します。
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開けたい穴のサイズのホールソーを揃えなければなりません。
いつも特定のサイズの穴を開ける用途で使用するならホールソーが便利です。
サークルカッター
サークルカッターは中央にドリルがついており両サイドにカッター刃ついているもので、穴のサイズを自由に調整できるのが特徴
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格安サークルカッター(木工用)を検証
穴の大きさを自由に変えられるということでサークルカッター(木工用)を探しました。
ネットで探してみると本格的な物から安いものまで色々と販売されていますが、
たくさん使用するものではないので価格が比較的安いものを選びました。
いろんなサークルカッターのレビューをみていると、刃が切れず全く使い物にならなかったとか、ブレが大きいものとか、安いものだと問題のあるものもあるようです。価格が安いものは大抵輸入品なので品質の個体差もあると思います。注文した工具が使えるものかどうかは、賭けみたいなものです。
サークルカッターの安いものでは1000円前後で販売されています。
今回1000円前後の価格帯で購入したのはコチラ
【JDS】工具 航空機タイプのホールソー 木工用 サイズ変更可能 合金ヘッド サークルカッター DIY (直径30-120mm) (直径30-120mm)
こちらの商品は30mmから120mmの穴を開けることができます。
パッケージ写真
全体は金属製で、6角レンチが付属されています。このレンチを使用し歯の位置を調整します。
棒の部分には目盛りが刻まれていますが正確ではないのでこちらの目盛は当てににできません。
両刃の間隔を調整するには別途定規を使って測る必要があります。
歯の部分は取り替え可能な設計になっています。ただこの工具に合う替刃が売られているかは不明です。
ドリルにさして使用するのですが、サークルカッターの6角部分が10mmで通常の電動ドリルの6角軸チャックには取り付けできませんでした。
10mmへの変換ビットが必要ですが、持っていないので10mmの六角ビットをドリルに取り付けこれでサークルカッターを回すようにしました。
使ってみての感想
試しに穴を開けてみます。まず穴の大きさに合わせて歯の間隔調整ですが、なかなか難しいです。
差し金を使って両方の歯の位置を測りながら調整しますが、実際に掘り始めるとずれている事が多いので、少し試し堀りをして再度位置を調整する必要があります。
ドリルで回転させながら削っていきますが、コツを掴むまでは、何度も歯が引っかかって止まってしまいます。
削り面に対して垂直を保たないといけないようです。傾いてしまうと引っ掛かりができ、止まります。
穴の大きさ調整ですが、コツは、誤差を考慮して外周を削る場合は少し大きめに、内周を削る場合(穴を開ける)時は少し小さめに調整する事です。回転時にブレがどうしても生じるのでマージンを取る必要ががあります。どれくらいのマージンを取るかは工具によって個体差があるので試し堀をしてその間隔を掴むしかないでしょう。
使い勝手はやはりプロ用ではないので正直、悪いです。
穴はそこそこ綺麗に開ける事が出来きます。1000円という安さなので、たまに使用する程度でしたらこれでも良いかなという感じです。
以上格安サークルカッターのレビューでした。
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