今回はUSBチェッカーをご紹介したいと思います。
何のためにUSBチェッカーを使用するかというと、配線にきちんと電流が流れているか確認したり、充電時に必要な電力が供給されているか、また購入したケーブルの品質や端末機器の性能や不良をチェックするのに役立ちます。
通常USBの電圧は5V前後なのでテスターの電圧も5V対応が多いのですが、
このテスターはQC2.0 QC3.0対応で30vまで測定可能です。
QC2.0 (クイックチャージ2.0) 急速充電規格
5V/9V/12V/20Vの4段階の電圧を使用します。大きい電圧を使って充電できるので急速充電が可能になっています。
QC3.0(クイックチャージ3.0) 急速充電規格
3.6V~20Vの範囲内で200mVごとに制御されます。
QC2.0に比べると最大27%高速化
こうした急速充電規格は5V以上の電圧がかかるため5Vテスターだと測定ができません。
最近の充電器はクイックチャージ対応が増えてきたので、最新の充電規格にも対応している点は嬉しいところです。
この機器は通常のUSB電圧5V以上の幅広い測定ができます
さらに特徴は電圧、電流、電力、積算電力が一つの画面で同時に確認できます。
Keyボタンが一つ付いているだけとシンプルな作りです。
このボタンを押すことにより表示モードを切り替えることができます。
三種類の切り替えモード
初期設定が中国語です。英語に切り替えることができます。
Keyボタンを6回連続して押すことにより言語が切り替わります。
入力側のUSB端子は両面挿しタイプとなっており、表向き、裏向きどちら向きでも差込ができるようになっています。
USBの向きは機器によって様々なので両挿し対応は便利です。
反対側の出力側の端子は通常の形です。
コンパクトサイズ 6cm×2.4cm×1.4cm
残念ながら説明書は付いていませんが
テスターを配線に噛ませるだけなので説明は必要ないでしょう。
電流は5.1Aまで対応してるので、大抵のUSB機器は計測できると思います。
試しにモバイルバッテリーをiPadやLEDランプに繋いで計測してみましたが使い勝手も良く、問題なく計測できました。
LEDランプを接続
LEDライトは消費電力が極めて少なく、電流は0.05Aしか流れていません。
繋ぎっぱなしにすることにより使用した電力の積算もできるのも便利です。
大抵のモバイルバッテリーのカタログ値はあてにならないので実際の電力量も調べることができます。
比較的安価なUSBテスターですが、なかなか使える製品でした。
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