MediaPad Pro T2を使用して1ヶ月以上経ちましたが、大きな問題として表示がスマホの表示になり、タブレット表示にならないことです。
どうも端末のDPIの設定がスマホ設定になっているらしく、ブラウザも含めその他のアプリもスマホ表示になってしまいます。
なんとか設定でタブレットモードで表示できないか色々いじってみましたが、どうも無理のようです。タブレットなのにタブレットモードで表示できないのはおかしいですよね。
諦めていたら、ネット上でMediaPad Pro T2のDPIの設定を変更できる方法を見つけましたが、かなり面倒な作業が必要です。試行錯誤しながら2日かけて設定ができました。
開発環境に慣れている人にとっては簡単なのかもしれません。
くわしくは
googleで”mediapad t2 dpi“で検索すれば 設定方法の詳細サイトがでてきます。
手順としてはますパソコンが必要になります。
パソコンにAndroidの開発ツールをインストールしなければなりません。
WindowsとMac用もありますが、
わたしはMacにAndroid Studioをインストールしました。
これがかなりの容量がありインストールに時間がかかりました。とにかくいろいろなツールが含まれているため余計なものもダウンロード&インストールされます。
次に
MediaPad Pro T2の設定
開発者向けのモードが表示されるように設定を行い
USBデバックをONに設定
PCとタブレットをUSBで接続します。
次に
Macのターミナルからコマンドを打ち込みます。
こうなってくると面倒だとあきらめる方も多いかもしれません。
カレントディレクトリをインストールしたAndroid StudioのSDKが入っているフォルダーに移動して
コマンドを打ち込みます。
./adb shell wm density 320 && ./adb reboot
これはDPIを320に変更するという命令です。
これで端末が再起動したら設定終了です。
ブラウザでタブ表示ができるようになりました。
表示に不具合もあり、アイコンの一部が小さく表示されたり、アイコンをまとめているフォルダー表示の枠がずれていたりします。操作には問題なのですが微妙なところで表示がおかしいですね。
今回の設定にはかなり時間が取られました。
SDKのフォルダーが何処にあるのか探したのと
Macのターミナルが初めてだったのでコマンドの打ち込みの基本がわからず苦労しました。
図書館でUNIXの本まで借りてきて初歩的な操作を調べ、やっとのことで設定が完了しました。
フォームウェアーの更新でタブレット表示モードに変更できる仕様にしてほしいところです。
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