AppleTVにはアナログ出力はついていないので外部のスピーカーに接続するにはHDMIか光デジタル出力またはBluetoothからになります。
新型4世代AppleTVには光デジタル出力端子が廃止されたのでHDMIかBluetoothになります。
Bleutoothは圧縮されての送受信になるため音はどうしても劣化してしまいます。
HDMIの場合は通常はTVのHDMI入力につないでケーブル一本で映像と音声同時にTVから出力できるという便利さはありますが、TVの音がイマイチという場合が少なくありません。HDMIから音声だけ取り出しステレオコンポやアンプから音を出したいという要望があるかもしれません。
HDMIの音声のみ取り出し、いい音で再生したい場合はAVアンプを経由するのが一般的で簡単な方法でしょう。
配線はまず
AppleTV → AVアンプのHDMI入力 → AVアンプのHDMI出力 → TVのHDMI入力
途中にAVアンプを入れ音声部分をここで分離し同時にスピーカに出力できるわけです。最近のAVアンプは4Kにも対応してるのが増えてきました。
AVアンプの特徴として各種サラウンドに対応しているので映画をよく見るならお勧めです。
例)YAMAHA RX-V479での場合
AVアンプと接続すると
実はこの製品自体AirPlay対応でAppleTVなくてもipadやiPhoneから音声のみにかぎりますがWiFiで飛ばすことができます。
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ヤマハ AVレシーバー 5.1ch/4K/Bluetooth/Wi-Fi/ネットワークオーディオ/ハイレゾ音源対応 ブラック RX-V479(B)
もう一つの方法(第三世代AppleTVに限る)
光デジタル出力
光デジタルケーブルと光入力のついてる機器につなげる方法
第三世代AppleTV
光入力端子のついているアンプがあればそこにつなぎます。
現在我が家にあるアンプには光端子はついて為、光デジタル→アナログ変換のできる機器を探してみました。
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Orange Line 音声 デジタル→アナログ変換器 入力:光&同軸 出力:コンポジット(RCA)&ステレオミニジャック メーカー保証付き
DAC デジタル(光&同軸)→アナログ(RCA) オーディオ変換器 端子金メッキ加工(メーカー長期保証付)
その他 amazon 光デジタル アナログ
ネットで調べてみると光デジタル→アナログ変換機器はたくさんあり値段もピンキリで安いのは安いなりとの評価もあり迷っていました。
そんな中、近所のHARD OFFを物色していたところ この製品を見つけました。
ONKYO AV SURROUND CENTER ED-L1という製品
詳しくはこちらの記事
ジャンク製品で1000円で購入しました。
この製品には光デジタル入力とアナログ出力ついており、おまけに5.1chサラウンド対応という掘り出し物を見つけました。アンプ内蔵されていないのでAVアンプではありません。
この機器とAppleTVを光ケーブルで接続(ごちゃごちゃしてますが上がアンプ、下にSURROUND CENTER ED-L1)
そしてサラウンドシステムと手持ちのアンプにつなぎスピーカーより音がでるよう配線。
早速AirPlayでAppleTV出力で音楽を再生してみました。パソコン内蔵のスピーカー音とは全然違います。さらにこれまでPCとアンプをつなぐのにUSB-DACを使用していましたが、それよりも断然音がよいです。音の解像度があがりメリハリがあります。それまでの音はもっさりしてこもっていた感じがありましたが、音の輪郭がはっきりと浮き出るかのようになり満足です。音に関しては上を見るとキリがないですが、今はこれで大満足です。
試しにAmazon Musicを何曲か聞いてみました。Amazon Musicは圧縮音源の256kbpsの可変ビットレートだそうですが、圧縮音源とは思えないくらい十分きれいに聞こえます。
NAS上にあるAppleロスレスの音源も再生してみました。こちらの方はもちろんAmazon Musicより高音質です。ただ小さな音量で聞くならほとんど変わりはありません。
やはりデジタル→アナログの変換部分が肝要なんでしょう。古い機種の為ハイレゾ対応ではないですが、そもそもハイレゾ音源がないのでこれで十分です。
ONKYO AV SURROUND CENTER ED-L1 古い機種ですがいい音をならしてくれました。
5.1ch対応なので おいおいレポートしていきたいと思います。