広告用バックライトパネルを自作するにあたって、まず問題になのが導光部品の調達です。ネットを探してもなかなか見つかりません。実際完成品だとかなり高価なものです。
導光部品とはパネル全体に光を拡散する部品です。以下の部品で構成されています。
ということで、不要になった液晶ディスプレーから導光部分を取り出しそれを流用する過程を説明したいと思います。
まずはディスプレーの分解から始めます。
ネジどめしてある部分を全て外しカバーを外します。爪で周囲が止まっているのでドライバーのマイナスをつかってスキマから徐々に外していきます。
外枠を外したら、電装部分各パーツを取り外し分解します。
液晶部分の部品(黒いパネル部分)は使用しないため取り外します。
これで導光部分を取り出すことが出来ました。
旧型の液晶ディスプレーの場合、光源に冷陰極管が使用されています。
高電圧で消費電力も比較的高いため、最近ではこの部分がLEDになっています。というわけで冷陰極管は使用せず取り外します。
冷陰極管はガラス素材で出来ているため取扱いに注意
これは処分し、代わりにLEDを使用します。
冷陰極管がついていたサイドにLEDテープライトを仮止めしてどんな感じになるか試してみました。
十分いけそうです。
今回流用した液晶サイズは22インチのため、実際広告のサイズはA3縦を少し長くしたサイズ。+5cmくらいになります。
この導光部品を利用して広告パネル第二弾を作成していきます。前回制作した広告パネルはA4サイズでしたが、今回はその2倍以上の大きさになります。逐次作成過程をアップしていきたいと思います。
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